こんにちは!当サイトの筆者です。
当記事をご覧くださり、ありがとうございます!
皆さんは、自然の生物達の生態系が、バランスにより上手く保たれている姿という物を、眺める観光に興味はありませんか?
それが、北九州市のとある場所に存在するのです。
「生きた化石」と称されるカブトガニや、絶滅危惧種の野鳥ズグロカモメなど、その他希少な生物が生息している環境。
これは、実はある干潟について説明をしています。
ここで紹介したいのは、北九州市の東に存在する、「曽根干潟」についてです。
※奥にある橋が、北九州空港への道路です。
ここはつい最近、大きな規模の工事が行われているようで、道路の整備や河口の整備など、詳しくは分かりませんが、綺麗な景観に整備されはじめているようです。
また、近くには24時間利用可能な北九州空港も存在します。
※画像引用…北九州港 ホームページ
https://kitaqport.jp/jap/umibe/area/airport.html
個人的に、良スポットしての展望が期待できます。しかし、発展途上で改善の余地がたくさんある場所です。だからこそ、未来への期待も込めて紹介します!
また、この記事、サイトによって、より曽根干潟周辺が県外、県内、市内などからの客が増加し、発展してくれる事を期待し、執筆しました!
今回は、記事を読んで頂く方に北九州市の個人的、優良スポットの「曽根干潟」について解説させて頂こうと思います!
曽根干潟ってどんな場所?どんな生き物がいる?
福岡県、北九州市小倉南区の東側に在る、朽網(くさみ)という地域に、曽根干潟という北九州市内、最大の干潟が存在します。
面積は、517ヘクタールあり、東京ドーム約100個分程の大きさがあり、あたりには、曽根新田という田地が広がっています。
また、干潟には
- 竹馬川
- 大野川
- 貫川
- 朽網川
が流れ込んでいて、一年間に約7000m³の淡水と、約3300tの土砂が運ばれています。
ここでは、様々な希少な生物が生息しています。
- 「生きた化石」 カブトガニ
-
二億年前から姿や形がほとんど変わらないので、「生きた化石」と呼ばれ、絶滅危惧種でもあります。曽根干潟は、国内有数の産卵、生息地です。
- 絶滅危惧種のズグロカモメ
-
黒く短いくちばしと赤色の足が特徴で、夏に中国沿岸で繁殖し、冬に日本や台湾、ベトナムに渡って、越冬します。曽根干潟は、日本有数の越冬地で、約300羽が越冬します。
- 絶滅危惧種のツクシガモ
-
体が白っぽく、また鮮やかな色彩でよく目立つ、大型のカモ類です。曽根干潟では約300羽が越冬します。
- 絶滅危惧種のダイシャクシギ
-
大型のシギで下向きに大きく曲がったくちばしが特徴です。曽根干潟では、約80羽が越冬します。
- シギ・ チドリ類
-
- ハマシギ
- オオソリハシシギ
- チュウシャクシギ
- ホウロクシギ
- カモ類
-
- マガモ
- ヒドリガモ
- ヨシ原
-
- シマヘナタリ
- クロベンケイガニ
- アシハラガニ
- 河口
-
- ハマガニ
- ハクセンシオマネキ
- コメツキガニ
- 干潟
-
- トビハゼ
- オサガニ
- ヤマトオサガニ
- イトゴカイ類
- ヘナタリガイ
- アラムシロガイ
- シオフキガイ
- アサリ
- 参考PDF…その他生物の写真一覧
-
PDF URL
https://city-creative-blog.com/wp-content/uploads/2024/04/000840972.pdf
https://city-creative-blog.com/wp-content/uploads/2024/04/000840973.pdf
参考PDF
北九州ホームページURL
https://city-creative-blog.com/wp-content/uploads/2024/04/000840972.pdf
PDFファイル…野鳥
底生生物・カブトガニ
干潟は川と海が混ざりあう場所で、河川の流れ込みや潮の満ち引きによって、砂や泥、栄養分がもたらされ、たくさんの生き物の生息を支える住処になっているのです。
生き物達それぞれの役割(活動)のおかげで、干潟は浄化され、安定した姿を保っています。
具体的に説明すると、川から流れ込む豊富な栄養分によって、干潟では、プランクトンが繁殖します。
このプランクトンを底生生物(ゴカイ類、貝類、カニ類)が食べ、これらのプランクトンや底生生物を魚や鳥が餌として利用しています。
更に、潮の満ち引きや生き物の働きによって、常に酸素が供給される事で、バクテリアが活性化します。
バクテリアは干潟に流れ込む有機物や生物の糞や死骸などを分解する事で、干潟を浄化する働きを担っています。
このように、干潟では生物の食う、食われるという流れの中で、相互に作用し、干潟は常に綺麗な環境が保たれています。
※曽根干潟クリーン大作戦
引用画像
北九州市ホームページ
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/file_0407.html
※PDFファイル…曽根干潟とは
2ページ目 右下 図 記載
曽根干潟周辺にはどんな場所があるの?
ここまで、曽根干潟がどのような環境、場所かを解説しました。
ここからは、曽根干潟周辺の観て歩きまわれる場所について解説します。
まず、曽根干潟沿岸には、長く続く沿道があります。
ここでは、干潟沿岸を歩きながら、干潟の鳥などの生物達が生活を営んでいる姿を見ながら歩く事ができます。生き物達の通常では見られない、干潟特有の暮らし方を眺めながら歩くことができます。
また、観察のために整えられた沿道の部分もあり、椅子に腰掛けて眺めることなども可能です。沿道には、ヤシ科の木なども植えられています。
つい最近、工事中の道があり、更に整備され、歩きの観光が楽しめ、更にリラックスできる環境になる事が期待されます。
※工事画像
他には、「曽根臨海公園」という曽根干潟を一望でき、子どもたちが高台や滑り台などで遊ぶ事ができる公園が干潟沿いにあります。
ピクニックや、サッカー、キャッチボールなどを思いきり楽しめる芝生広場もあり、トイレも近くに完備しています。車椅子利用者用のトイレも備えられています。
また、グラウンドもあり、スポーツの試合などが、時々行われています。
先ほど紹介した沿道も、公園の干潟側から降りて、合流して歩く事ができます。
ここから沿道を歩いてみるのも良いかもしれません。
よく、子供連れの家族などが遊びに訪れたりしているようです。お子様連れの家族にはおすすめの公園です。
ぜひ、訪れてみてください。
コメント